日本で見られるそれぞれの数を見ると
- 昆虫→約10万種類
- 植物→7,000種類
そして、動物としてここでは爬虫類を中心に見ていくと一般的な図鑑に掲載されている種として
- 157種
こんな感じです。
と、
「途方もないとも思える種の同定。
でも分かったやつはストックして置きたい。
ただ、画質もあんまよくないし、なんとなく撮ったやつ」
そんな感じのを掲載していきます。
では、
種の同定に成功したこやつら♪
アカサシガメ
- 撮影日:2020年10月3日
- 撮影場所:光が丘公園
光の関係でオレンジ色っぽい感じだが、もっと赤いのである。
こんどちゃんと撮影しよっと。
ちなみに、光が丘公園で見かけるのは珍しいとのこと。
アオオサムシ
- 撮影日:2020年8月10日
- 撮影場所:光が丘公園
潰れちゃってるやつで、掲載するか迷いましたがそこそこ珍しいみたいなので載せちゃいました。
アカガネサルハムシ
- 撮影日:2020年6月14日
- 撮影場所:光が丘公園
ヤマトタマムシをキングとするなら、アカガネサルハムシはクイーン的な。
小さい個体だが、虹色に光りとても綺麗である。
見つけるとちょっとうれしくなるそんな昆虫。
アブラゼミ
- 撮影日:2020年9月10日
- 撮影場所:光が丘公園
セミもある程度目星がつけれるようになると同定は容易に感じます。
一般的には
- アブラゼミ
- ミンミンゼミ
- クマゼミ
- ニイニイゼミ
これらに合わせて
- ヒグラシ
- ツクツクボウシ
- チッチゼミ
これらが分かるようになると大概のセミのようなものは判別できるのではないでしょうか。
アミガサハゴロモ
- 撮影日:2020年8月10日
- 撮影場所:光が丘公園
アミガサハゴロモの成虫である。
ちなみに幼虫は
↑こんなチャーミングな感じなのである。
イチモンジセセリ
- 撮影日:2020年9月13日
- 撮影場所:光が丘公園
横からでないと何セセリか分からないのだが、こやつはイチモンジセセリでした。
昆虫達って、たまにポーズとってくれるからたまらないのですよ。
イノコヅチカメノコハムシ
- 撮影日:2019年7月20日
- 撮影場所:光が丘公園
- 撮影日:2020年9月10日
- 撮影場所:光が丘公園
小さくてかわいい昆虫である。
サイズは6mmとかなので、やはり小さいため注視しないと見つけるのは困難かと。
ウラギンシジミ
- 撮影日:2020年8月21日
- 撮影場所:光が丘公園
ウンモンスズメ
- 撮影日:2020年8月2日
- 撮影場所:成増図書館
こんなん、蛾とか虫とかに慣れてない人が図書館の壁とかトイレの壁で見つけたら発狂するんだろうなって思う。
スズメガの存在感というか威圧感ってなかなかにスゴイですよね。
よーく見るとかわいいんですけどね。
オオスカシバ
↑こちらが緑色型
↑こちらが褐色型
↑こちらが黄緑型
- 撮影日:2020年9月
- 撮影場所:光が丘公園
幼虫ですが、緑色型と褐色型がいました。
色の違いに生命保存のなんちゃらを感じますね。
そして、その後”黄緑型”を見つけたので追記しました。
オオミズアオの幼虫(オレンジ型最終例)
- 2020年7月3日の撮影
- 光が丘公園
種の同定に成功したため、不明生物の記事からこちらに来ました。
オオミズアオの幼虫ということで、実際に見た時は大きくてかなり奇妙に感じました。
詳細について調べると
幼虫は緑色の芋虫で、節ごとに毛の束が少しだけ出る。
このように説明されており
モミジ、ウメ,サクラ,リンゴなどバラ科、ブナ科、カバノキ科ほか多くの樹木[7]の葉を食べる。サクラの葉を食べるため、都心のビル街の街路樹などでも見かけることがある。
このように説明されています。
また、オレンジ色は最終齢ということで、これから繭になりあの”オオミズアオ”になるとのこと。
いや〜、、こやつがオオミズアオの幼虫だったとは。。
オオミノガ
- 撮影日:2020年9月14日
- 撮影場所:光が丘公園
ミノムシの中では最大級の大きさのミノを作ることでしられているオオミノガのミノムシ。
ミノムシって、なんともかんともかわいいですねぇ。
オンブバッタ
- 撮影日:2020年9月13日
- 撮影場所:光が丘公園
オンブバッタとか、ショウリョウバッタとか、ショウリョウバッタモドキとか、似てるのが色々といますが、よーくみると結構違いますね。
この違いが分かってくると昆虫採集中の親子の会話とか聞いててツッコミを入れたくなったりしますね。
カラスアゲハ
- 撮影日:2020年8月10日
- 撮影場所:光が丘公園
山椒の葉についていたこの子。
改めて食草を見ると、
幼虫の食草はコクサギ、キハダ、サンショウ、カラスザンショウ、ミヤマシキミ、カラタチなどミカン科の木の葉だが、栽培種のミカン類はあまり好まない。
引用元:ウィキペディア
このように説明されています。
とても綺麗である。
また、名前の由来について
「黒いから”カラス”アゲハなのかな」
などとも思っていたが、
- 濡烏(ぬれがらす・濡れ烏)
- 日本人女性の理想美であり、もっと一般的には烏羽色(からすばいろ)、濡羽色(ぬればいろ・濡れ羽色)、烏の濡れ羽色とも言う。青みを帯びた黒を指す。
このように説明されています。
つまり、”カラス”の名の由来は美しさを形容するものだったと知った時、
「おしゃれやなぁ〜。」
と感じました。
クサグモ
- 撮影日:2020年8月
- 撮影場所:光が丘公園
個人的に「犬のような顔の蜘蛛だな」と思っていたクサグモ。
光が丘公園で見つけ、”犬のような蜘蛛”として見つける度に撮影していたが、光が丘公園のバードサンクチュアリに”くものずかん”を作られた方がいらっしゃり、見てみたところクサグモと判明。
- 撮影日:2020年8月3日
- 撮影場所:光が丘公園
↑こちらはクサグモの”亜成体”とのこと。
そして、
亜成体または未成体は、幼体より後で、生殖能力と大きさ以外では成体と同じ形態となった段階である。
引用元:ウィキペディア
とのこと。
コクロコガネ
- 撮影日:2020年8月2日
- 撮影場所:光が丘公園
コムラサキ
- 撮影日:2020年8月8日
- 撮影場所:光が丘公園
似てるのにオオムラサキがいるが、見比べると違いははっきりしている。
都内の公園では比較的よく見かけますね。
ツバメシジミ
- 撮影日:2020年8月4日
- 撮影場所:光が丘公園
ツバメシジミったら、ヤマトシジミの次くらいに見かけるシジミ蝶ですね。
- ヤマトシジミ
- ツバメシジミ
まずはこれらの判別ができるようになると、一気にシジミチョウ熱は高鳴るかと。
ツマグロキンバエ
- 撮影日:2020年6月25日
- 撮影場所:光が丘公園
目に特徴のあるハエ。
「ハエにも色々とあるんやなぁ。。」のきっかけとなったこやつ。
トウキョウヒメハンミョウ
- 撮影日:2020年8月8日
- 撮影場所:光が丘公園
一般的なハンミョウと比較すると地味なのだが、羽の中・体にハンミョウの派手さが伺える。
うーん、粋なやつである。
サツマノミダマシ
- 撮影日:2020年6月25日
- 撮影場所:光が丘公園
コレと似た個体で”ワキグロサツマノミダマシ”がいるが、結構はっきり違うので見分けはつけやすいかと。
- 撮影日:2020年9月11日
- 撮影場所:光が丘公園
サトキマダラヒカゲ
- 撮影日:2020年8月
- 撮影場所:光が丘公園
ヒカゲチョウとか、ゆうて綺麗な蝶に分類されることは少ないが、顔を見るとかわいいからたまらない。
シオカラトンボ
- 撮影日:2020年8月28日
- 撮影場所:光が丘公園
シオカラトンボの♀ですね。
♀になると黄色になるんですねぇ。
シオヤアブ
- 撮影日:2020年8月9日
- 撮影場所:光が丘公園
よーく見ると体液すすってたりするから、気になる方は注視してみては。
シモフリスズメ
- 撮影日:2020年8月2日
- 撮影場所:光が丘公園
シモフリスズメにも”●●シモフリスズメ”と言った感じで多種に渡る。
スカシカギバ
- 撮影日:2020年9月13日
- 撮影場所:光が丘公園
公衆トイレの中で見つけたこやつ。
写真では綺麗ですが、実際のトイレ内は暗さもあってもっと”蛾”って感じです。
それでも、改めて、きちんとライティングして写真として見るとこれほど美しいのだなと。
スズバチ
- 撮影日:2020年9月19日
- 撮影場所:光が丘公園
ドロをゴニョゴニョしていたこやつ。
トックリバチの仲間とのこと。
トビイロスズメ
- 撮影日:2020年8月16日
- 撮影場所:成増図書館
スズメガって不意に見つけるビビるのだが、おとなしいのでそっと見続けるとそれはそれでかわいかったりする。
蛾とか蝶が好きな人の気持ちってなんかじわじわと分かってくる気がする。
ナミアゲハ
アゲハチョウの幼虫は横から見たり正面から見たりとすることで種の同定ができますね。
ノコギリクワガタ
- 撮影日:2020年10月6日
- 撮影場所:光が丘公園
死骸ではあるが、調べると特徴がしっかり見られますね。
というか、クワガタのメスの種の同定は飼育するとかしないとかなり難しいのではないでしょうか。
ヒゲナガサシガメ
- 撮影日:2020年9月20日
- 撮影場所:光が丘公園
お世話になっているバードサンクチュアリにて、観察窓を見るとふと闊歩していたこやつ。
個人的にカメムシ系にはまだ苦手意識が出てしまうため、種の同定をしようとも思わなかったが、流れで調べました。
サシガメ系なら、まあ、かわいいっちゃかわいいですね。
ヒメジャノメ
- 撮影日:2020年7月21日
- 撮影場所:光が丘公園
子供の頃、実家のガラス戸と網戸の間に必ずといっていいほど挟まっていたこやつ。
大人になり改めて見て、ちょっとカワイイと思えています。
また、詳細を見ると
花にはほとんど来ず、腐果や獣糞などに集まる。
引用元:https://www.insects.jp/kon-tyohimejya.htm
このような説明もあるので、なにか、あまり好かれない生き方をするのだなと感慨深く思えています。
ヒロズクサビウンカ
- 撮影日:2019年9月
- 撮影場所:光が丘公園
当時、虫の師匠と慕っている方に聞いたところ、
「なんだろうねぇ、この種はまだ定義すらされていないものもいるからねぇ。」
と、「わからん!もやもや!もやもや!」
そんな中で、じっくり丹念にコトコト調べていったところ判明しました。
ネットでの情報を見ても種の同定に手こずっておられるようでしたので、やはり難しいのだなと実感しました。
ミンミンゼミ
- 撮影日:2020年8月8日
- 撮影場所:光が丘公園
ミンミンゼミはターコーズな感じがとても綺麗ですね。
高貴な色合いです。
ムラサキシジミ
- 撮影日:2020年8月21日
- 撮影場所:光が丘公園
ムーアシロホシテントウ
- 撮影日:2020年9月14日
- 撮影場所:光が丘公園
虫の楽しさを教えてくれたてんとう虫。
それまでてんとう虫にはナナホシテントウしかいないと思っていただ、
「あれ?変なのもいる。。」
これについて調べていくと
国内では約180種が知られる。
引用元:ウィキペディア
と。
こうなってくると、図鑑を片手に様々な種を探したくなるのが人としての性。
となってくると、食草やら時期やら越冬やら何やらかにやら色々と調べだし、他の虫達にも興味が湧いてくる。
虫とか鳥が好きな人ってこんな感じで広がって行くんだろうなと思います。
まとめ 分かるってのは嬉しいもんだよ。分かるってのはよ。
種の同定は難しいし、めんどいし、食草とかも考えると途方もないようにも思うのだが、逆に分かってしまうと、もう、その後の散歩が更に楽しくなるわけであって(^^)
叱咤激励、コメントお待ちしております。