朝のラジオ体操、昼の気晴らしのランニング、また週末はバードサンクチュアリにて鳥を見たり虫達を見たり、さらに日によってはギターなどの楽器を持ち気ままにかき鳴らす。
都内にありながらしっかりと整備され、自然が担保されている”光が丘公園”。
特に四季によって移り変わる植物や鳥、虫の姿には感動さえ覚えます。
が、しかし!
時に”危険な虫たちもいる”というのも事実。
ということで、調べる中で危険と謳われている虫たちを掲載していきます。
※随時更新中
触るな危険!の虫達
オオスズメバチ
↑樹液の出ている木の根本に群生していたオオスズメバチ!
↑危険な魅力♪
↑写真撮影中、威嚇するような仕草もしますが、、うーん、気づいていたのだろうか。
↑近づかないのが無難ですね。
オオスズメバチの毒については大きく2つに分けて考えられ、
- 直接作用
- 毒の量や強さに左右される。毒が多いと全身症状が現れ、命に関わることも。
- アレルギー作用
- 発症には個人差があり、毒の量に左右されない。アナフィラキシーショックと呼ばれる。
このように説明されています。
さらに詳細に見ていくと、
スズメバチ類は強力な毒を持つものが多く、他者への攻撃性も高い非常に危険な蜂である。
↑ほうほう。
他のハチと同様に、毒針、毒嚢、毒腺は生殖器が変化した物で、刺すのは雌だけである。
↑これはすごいですね。
女王蜂も毒針こそ持つものの攻撃性は低く、刺すことはほとんどない。雄は毒針を持たないので刺すことは無いが、威嚇のため刺す姿勢だけは取る。
↑なるほどぉ。
さらにさらに詳細に見ていくと、
毒針の構造
として、
毒針は、鋸状の細かい刃が密生した2枚の尖針が刺針の外側を覆うという構造をしており、この尖針が交互に動くことにより、皮膚のコラーゲン繊維を切断しながら刺さっていく。
↑掘削していく感じなのでしょうか
ミツバチと違い一度刺しても自身が死ぬことはない。刺針の鋸状の刃は、ミツバチのような「返し」状の粗大なものでなく、皮膚のコラーゲン繊維に引っかかって抜けなくなることはないため、毒液が残っている限り何度でも刺してくる。
↑こわい。。
また、毒液は刺して注入するだけでなく、空中から散布することもある。散布された毒液は警報フェロモンの働きをし、仲間を集めて興奮させるため、集団で襲ってくる。
↑これは、、すごい。。
特別な装備がなければ早急にその場から離れるのが望ましい。
↑ですね。。
防護服を着ていても刺される場合がある他、呼吸孔から顔へ毒液を飛ばす場合もある。目に入ると失明する他、皮膚に触れると炎症を起こす。
↑つまり、
「あっ、スズメバチや!!」
と気づいたら、近づかずに離れて移動するのが望ましいということですね。
チャドクガの幼虫
↑ふつうに毛虫って感じですね。
↑毛虫や芋虫が苦手な方は無難に近づかない方がよいでしょうし、近づかないでしょうからね。
↑この黒い部分から生える毛が毒針毛なんだとか。
↑密集して生活していました。
↑う〜ん、すごいですねぇ!
↑う〜ん、すんごいですねぇ〜!
- 2020年9月19日撮影
本個体は椿の葉にて見つけたのですが、
”チャノキ・ツバキ・サザンカなど、ツバキ科の植物の葉を食害する。”
として、
”茶樹や園芸植物に食害を及ぼす”
とのことで、
”0.1mmほどの毒針毛をもち、接触や飛散で皮膚や粘膜に付着すると、炎症をおこして痒くなる。”
と説明されています。
また、
- 同時に同じリズムで動くことで、体の大きな生物だと思わせ天敵を威嚇している
- 体を揺らすことで、抜けた毒針毛(どくしんもう)を風に乗せ、天敵を攻撃している
とも説明されています。
うーん、毒針毛を飛ばせるというのはすごいですねぇ。。
また、その毒針毛による症状を見ると
触れてから2 - 3時間して赤くはれ上がり痒くなる。
また、その対処法に関しては
皮膚は流水で時間をかけて洗い流し、ステロイド外用薬・抗ヒスタミン薬軟膏の処方を受け塗る。
このように説明されています。
ヒロヘリアオイラガの幼虫
- 2019年11月25日撮影
昆虫マクロスナップ撮影を行う中で「こいつ、、危険そうだなぁ。。」と、はじめて危機回避能力が発動したこやつ。
撮影後調べて見るとなかなかに危険なイラガの幼虫とのこと。
その痛さについてとある人曰く、「子供の頃に背中に入って、それはもう、ナイフかなにかで刺されたってくらいに痛かったよ。。」とのこと。
うーん、一見キレイだったりもするのだが、見かけた際にはご注意を。
ヒメクロイラガの幼虫
- 2020年8月8日撮影
イラガ系の幼虫には毒針毛をもつものが多く、特に注意が必要です。
それでも、サイズが〜2センチ程度なので、ふと触れてしまわないようにしなくてはなりませんね。
ヨツボシホソバの幼虫
- 2020年5月17日撮影
芋虫や毛虫の撮影をしているとかなり高い率で見かけるこやつ。
イラガと比較すると”毛・棘”が柔らかそうに見えるため「触っても大丈夫かも♪」とも思うが、調べて見ると毒を持っているとのこと。
以前”樹液に集まる昆虫を説明する会”にて、説明している方が「いて!刺された!」と、言っていたが、その犯人がこやつだったとのことで、その時の反応を見る限りではなかなかにいたそうでした。
それでも、改めて”イモムシとケムシ”図鑑を見ても、危険とは謳われていませんねぇ。
ただし、ネットで調べると
「幼虫は毒針毛に球状部を有し、接触時に疼痛はげしく、発赤と丘疹を生ずる。痒感強く治癒に7-10日。」
このように説明されています。
注意が必要です。
まとめ 危険な”虫”を知ればもっと”虫”が好きになる!
それまで虫が苦手だった人間が、日常スナップ撮影をしていく中で、
「あ、虫ってかわいい♪」
と、それでも、危険な生物も多くいるわけで”危険を知る”というのも昆虫カメラマンの知識として必須と考え本記事を作成しています。
また、”危険を知る”ことで、逆に”危険に見られるように擬態している”個体も分かってきて、また新しい楽しさを味わうこともできています。
「こんな危険な虫もいるよ!」「この虫は危険じゃないよ!」などなど、さらに”危険な虫体験談”などなどぜひコメントいただけましたなら幸いです。
- 昆虫
- 都立光が丘公園内
この条件の中でぜひお待ちしております。
※経験談については地球上どこの経験でも構いません。ぜひコメントくださいませ。
参考文献